【体験レポ】自宅の水道水検査(13項目セット)をやってみました!

執筆:弊社A社員


前回の「レジオネラ検査」に続き、「水道水の水質検査」やってみました。

子どもがのむミルクや、離乳食に使うお水は大丈夫なのか・・・
日本の水道水なので問題はないかと思いますが、なにかと敏感な赤ちゃん。
ましては第一子ともなれば、心配は尽きません。

そこで自宅の水道水の水質検査を行うことにしました。
今回は飲料水検査11項目に加え、硬度の検査も追加。13項目検査です。

乳幼児の粉ミルクには十分なミネラルが含まれているので、ミネラルを多く含む水(硬水)を使ってしまうと、必要以上のミネラルを摂取し、腎臓などの内臓系の負担になると言われています。

粉ミルクを作るのに適した水か?というのも今回の検査の目的です。

今回行った検査は『飲料水13項目検査』。
 

検査キット到着

今回の分析用容器は2種類です。1リットルポリ容器と菌検査用の容器。採水方法の説明書も同梱されていました(左下の採水瓶は合わせて別で行ったレジオネラ検査の容器)。

採水開始

水道水をしばらく流した後、1リットルのポリ容器は2、3回、共洗いをします。なぜしばらく水を流すかというと、管内に溜まっている水を捨てるためです。「共洗い」とは検査する水で容器を洗うことで、検査の精度をより高めることにあります。
説明書を読んでから採水が終了するまでにかかった時間は5分程度。



(採水の様子)

採取記録の記入

採取記録に必要事項、最終時間や最終場所などを記入しました。こちらも所要時間は1から2分程度で終了。

クーラーボックスに検体と採取記録を入れて検体の採取は終了です。届いた箱に戻して同封の専用伝票を使ってクロネコヤマトで返送という流れになります。

検査の実際

検査は実際に、以下のように検査室で複数の分析機器を用いて行われます。分析結果は一枚の結果書として発行されて、依頼者の下に届きます。


(検査のイメージ図)



(分析装置の一例)
 

結果発表!

報告書によると、水質については「すべて基準値内」、硬度については14mg/Lで「軟水」でした。硬度とは水中のマグネシウムイオンとカルシウムイオンの含有量の総和のことで、その値が120mg/Lより小さいと軟水、大きいと硬水と言われています。

大丈夫であろうと思っていても、心のどこかで少し心配な気持ちがありました。今回の検査で、その心のもやもやは、母乳の出ない父親が安心してミルクをあげられる喜びへと変わりました。
 

レジオネラ検査結果
 

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